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一般には「初代ロマンスカー」の名称で親しまれる、小田急電鉄の特急用車両です。
昭和32年に8両編成で登場し、SE(SuperExpress)の愛称で呼ばれてました。
昭和33年には第1回ブルーリボン賞を受賞しています。
登場時の外観は晩年とは異なり、全く突起の無い流線型の形状をしており、高速運転を追求するために当時の最新技術を惜しみなく投入した車両で、鉄道史上に名を残す名車といえます。
新製直後に国鉄に貸し出され、東海道本線での試験運転では狭軌における当時の世界記録(145km/h)を樹立し、培われた技術は151系や新幹線0系の開発に大きな影響を与えました。
昭和43年の御殿場線電化に伴い、国鉄への直通列車「あさぎり」を電車化するためにSSE(ShortSE)と呼ばれる5量編成化改造を行いました。
SSE化後も「あさぎり」を中心に小田急本線でも使用されてきましたが、晩年は御殿場線連絡特急で活躍しました。
JR化後に沼津までの乗り入れ延長が決定すると、JR東海と小田急電鉄で共通性を持たせた特急車両の開発を行うこととなり、JRが371系、小田急が20000形(RSE)を誕生させます。
これによってSSEは平成3年3月に引退となりました。
現在は第3編成5両が海老名電車基地内に静態保存されています。特に新宿方の2両は登場時の姿に復元されています。
写真は、平成3年3月の引退直後に経堂検車区に留置されている車両を撮影したものです。
後方には当時の最新鋭ロマンスカー10000形(HiSE)が停車しています。
■ 小田急3000形ロマンスカー 関連模型 ■ |
Nゲージ マイクロエース 登場時の姿を再現したセットです |
Nゲージ マイクロエース SSE化改造された後の姿を再現したセットです |
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