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787系は特急「つばめ」の運行に際し登場した車両で、「つばめ型車両」とも呼ばれます。
平成元年に登場した811系の走行システムをベースに開発され、平成4年より営業運転に就きました。
デザインは水戸岡鋭治氏主宰のドーンデザイン研究所が手掛けています。
特急「つばめ」は昭和5年に東京~神戸を結ぶ特急列車として誕生しました。
(「燕」と漢字表記が正式ですが、「つばめ」と平仮名で表記されたものも見受けられます)
東京~大阪をそれまでの列車に比べて2時間30分も短縮する8時間20分で到達し、「超特急」と呼ばれました。
食堂車、展望車を連結した豪華列車で、以後国鉄の花形特急として君臨します。
東海道新幹線開業まで東京~関西圏を結ぶ(昭和37年には広島まで延伸)特急として活躍しましたが、新幹線開業後は運行区間を徐々に西へと追いやられ、晩年は岡山~西鹿児島の運行となりました。
昭和50年にはついに「つばめ」の名称は消滅します。
国鉄きっての花形列車であったことから、「この名称に釣り合う格式の列車がない」という理由で定期列車として名称が再度使用されることはなく、時折「リバイバルトレイン」という形で運行されるだけでした。
平成4年にJR九州が「つばめ」の名称を使用するにあたっては、他のJR各社に了解を事前に取り付けたという話は有名で、それほどまでに重みのある名称だったことが伺えます。
また、JR九州は「つばめ」の名称にふさわしい列車にするために787系を開発し、昭和40年代以降在来線では新造されなかった食堂車を復活させたりしています。
(ビュッフェ形式のサハシ787)
平成16年の九州新幹線開業に伴い「つばめ」の名称は新幹線に移行します。
全線開業までの間、博多からの接続列車は「リレーつばめ」となり、787系が使用されています。
書籍 JTBパブリッシング 特急つばめの誕生から現在までを綴った本 |
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Nゲージ |
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プラレール |
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DVD ビコム L特急として活躍した「つばめ」のデビューから |
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DVD エースデュース 「つばめ」の熊本~博多の前面展望を完全収録 |
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