１１７系 奈良線

京阪神地区で運用されている新快速電車には１５３系が充当されていたが、老朽化や並走する阪急電鉄や京阪電鉄の車両との客室設備の差などが問題となっていた。１１７系はこれらを解消すべく昭和５４年に登場した。
しかし、平成２年に２２１系が同線に導入され、翌年より新快速電車が１２０ｋｍ/ｈで運行を始めると、１１７系は奈良線などの他線区へ順次転用されて行く。

奈良線へは６連→４連への短縮され、平成３年より主に快速列車として使用され、平成１３年に同線に、２２１系 「みやこ路快速」 が運行されるまで活躍した。
写真は奈良駅で撮影したもので、先頭車両は１１７系オリジナル塗装だが、中間車両は一部を転換クロスシートからロングシートに変更して福知山線へ転属した３００番台で、塗装は白地に緑帯となっている。
奈良駅は現在高架工事が進められており、地上駅時代を写した写真としても興味深い。

---

	Ｎゲージ ＫＡＴＯ １１７系 （6両） 12,075円 → 8,694円
運転室展望ビデオ 奈良線＆桜井線（京都～奈良／奈良～王寺） 京阪神のエースとして活躍した１１７系によるＪＲ奈良線と夕暮れの桜井線を走行する１０５系の運転室展望。沿線に点在する万葉の里の風景も楽しめ、鉄道ファンだけでなく歴史ファンにもグッド。 収録内容：１９９９年３月３日撮影